アシスタントスコアラー の仕事

出場メンバーをシートに記載するととともに、ファールの記録もします。さらにパーソナルファールとチームファールの数を表示して会場に知らせます。さらにさらに、チームファールが4つになった時にタイマーにブザーを鳴らしてもらえるように伝達します。

 

※チームファールの表示が、電光掲示板でない場合は「青側」のチームファールを示します。

 

これも大事で気を抜けないのが、「ポゼッションアロー」の向きを管理して審判に伝えます。

 

さらに、青チームの「タイムアウト」「メンバーチェンジ」要請を聞いてタイマー、スコアラーに伝えます。

 

大事なこと

  1. 記録をしっかり付けます。
  2. ファール表示は、会場全体に見えるようにしっかり丁寧に表示します。(自己満足禁止
    • パーソナルファールの表示が「旗」の場合は、
      1. 旗を「前方」にまず出して両ベンチにしっかり見せます。
      2. 旗を「上に」大きく上げます。
      3. 旗を揚げた状態で、数字が会場全体に見せるようゆっくり回転して表示します。
      4. 旗を下げて「前方」に出して両ベンチにしっかり見せて、最後にひっこめます。
      5. チームファール表示を一つ増やします。
    • パーソナルファールの表示が「電光表示」の場合は、
      1. パーソナルファールを、3秒から5秒程度しっかり表示します。
      2. チームファール表示を一つ増やします。
  3. チームファールが4つになった時には記録より先にタイマーに伝えて、タイマーが「適切なタイミングで」ブザーを鳴らして審判にコールできるようにします。
  4. パーソナルファール5の時にタイマーに伝えます。
    • これも、記録より先にタイマーに伝えます。でないと、「退場すべきプレイヤーが退場しないまま」プレーが始まることになります。
  5. チームファールを表示します。
    • 電光掲示板でないときは、30秒オペレーターに白チームのチームファールの表示を手伝ってもらいます。(手伝ってもらいますが、正しい表示であることの責任は、アシスタントスコアラーです。ちゃんと表示されたことを都度確認しましょう)
  6. 審判の「ジャンプボールシチュエーション」の合図とともにポゼッションアローを審判に向けて明示し続けます。ボールがライブとなったら矢印の向きを逆転してテーブルに置きます。
    • 2Q以降のピリオド開始時にも、ポゼッションアローを審判に向けて明示します。
  7. ピリオドの終わりに、記入シートに書いたそのピリオドで起きた「パーソナルファール」の数と、「チームファール」の数があっているか、念のために確認します。
    • ちゃんと都度つけていれば」違うはずはないのですが、違う場合にはスコアラーに確認し、それでも違ったら、各チームのスコアラーに「恥を忍んで」確認しましょう。
  8. ピリオドの終わりに、記入シートに書いた「チームファール」数とテーブル上の表示があっていることを確認したうえで、次ピリオドに備えて「チームファール表示」を「0」にします。(白も濃も両方。30秒オペレータに手伝ってもらってもいいです。)
  9. ハーフタイムで各チームのバスケットが変わるのに合わせて、審判の合図とともに、”オルタナティブポゼッション”表示を左右入れ替えます。(勝手に変えない
  10. スコアラーの補佐をします!!
    • 得点を決めたプレイヤーの背番号をスコアラーにはっきりと伝えて、二人でWチェックとなるようにします
    • ファール数をスコアラーと時折Wチェックします
    • その他、タイマー、30秒(電光掲示板の時)、サブ得点板 など余裕のある時は他のオフィシャルをチェックまたはお手伝いしましょう。