30秒オペレータ ーの仕事

30秒ルールに基づく時間を計測します。

ボールを持っていたチームの相手チームがボールをコントロールした時しっかりボールを持った、ドリブルを始めたとか)や、バイオレーション、ファール、ジャンプボールシチュエーション などの時に30秒ルールの計測をリセットします。

 

「ボールがコートに入った」時でもなく、「プレーヤーがボールをはじいた、または触れた」時でもありません。まだ、スタートしません!!!

 ボールをコントロールしてからです。

 

30秒の残り時間表示は、「電光掲示板」の時と、黄色や赤の「旗」の時があります。

「旗」の時は、15秒過ぎたら「黄色を軽く」振る。25秒過ぎたら「赤色を早く」振る、とプレーヤーもベンチのコーチも分かりやすいです。

 

忘れがちなのは、白チームのファールの場合にチームファールの合図を出して、チームファールが4つ目の時にはタイマーに伝えてブザーを鳴らしてもらいます。

※チームファール表示が、電光掲示板の場合はアシスタントスコアラーがやることもあります。

 

さらに、白チームの「タイムアウト」「メンバーチェンジ」要請を聞いてタイマー、スコアラーに伝えます。

 

 

大事なこと

”カットボール”=”オフェンス側が、ディフェンスにボールをカットされてアウトオブバウンズになった(ボールをはじいただけ、しっかりボールを持っていないまま、ボールをコートの外に出した)時”は、30秒はリセットしません。

審判の合図をよく見てからリセットする必要があります。(リセットの時は手を挙げてくるくる指を回す合図をしてくれることもあります。リセットしないときは、片手の指先をもう片方の手で払うカットボールの合図をしたりします。)

 

※正確には、「ジャンプボールシチュエーションで今まで攻めてたチームが引き続き攻める場合」とか、「ボールを持ってたチームのメンバーのケガで審判が笛を止めたとき」とか、それまでボールを持ってたチームが引き続きボールインするときなどはリセットせずに継続なるので、ルールをよく覚えましょう。

 

30秒オペレータは、30秒タイマーのリセットのタイミングを気にするのが大事!!!!

慌てないでいいので、時計を止めてから状況をしっかり判断してからリセットしましょう。(間違ってリセットした後で元に戻すの結構慌ただしくなります。規則上は実はまぁいろいろとあるんですけど、まずはしっかりやりましょう)

 

器具が、時計仕掛けじゃない場合で「旗を揚げる」時は、2、3秒前から旗を持って準備すること!!!!

(15秒の黄色なら、12秒過ぎたあたり、25秒なら、22秒超えたあたり)

 

結構、30秒タイマーは忙しいですし、継続の判断をしなければならないので難しいですよ。時計の表示も目立つしね。大事な場面では結構みんな見てます。でも、その分、しっかりできてるとかっこいい!!

 

最後に、ピリオドの残り時間が30秒を切っている状態になった場合は、新たにスタートする必要はありません。表示を消します。(30秒測る意味がないので)

 

※残り31秒とかでスタートした時などは、30秒切ってもそのまま計測しつづけます。(試合時間残り1秒でブザーが鳴れますよね??だから、消さない)

 表示消すのはあくまでも、試合時間が30秒を切った状態で30秒タイマーを改めてスタートする場面で、です。